作詞:染谷和美
作曲:植松伸夫
編曲:浜口史郎
ジャンル:ポップス
演奏時間:15分45秒
レーベル:東芝EMI
リリース:1999年2月24日
規格:マキシシングル(8センチCD)
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ゲームソフト『ファイナルファンタジーⅧ』(YouTubeチャンネルはコチラ)の主題歌。オリコン総合シングルチャート初登場は25位。オリコン洋楽シングルチャートでは19週連続1位を記録するなど50万枚を越える大ヒットとなりました。第14回日本ゴールドディスク大賞洋楽部門のソング・オブ・ザ・イヤー曲に選ばれました。清田まなみ、アンジェラ・アキ、カノンがカバーしています。ゲーム中では、デリングシティのホテルでピアニストをしていたジュリア・ハーティリーが歌手としてデビューした曲として扱われています。この曲には歌詞がついていなかったのですが、ラグナ・レウァールと二人で話をしたときに彼の瞳に心を惹かれ、その時の思い出をイメージした歌詞が付けられたそうです。
『ファイナルファンタジーⅧ』というとこの曲を思い出します。でも、もう四半世紀も前にやり込んだゲームなんですね。
どこかの番組でこの曲が流れていて、懐かしくなってAmazon Musicで捜し出しました。いま聴いても良い曲ですね。ゲーム中のシーンが浮かんできます。当時の王菲(ワン・フェイ)は日本では無名歌手でしたが、香港を中心とした中国語圏では圧倒的な人気を誇っていました。1992年に発表した『容易受傷的女人』(邦題「傷つきやすい女)が爆発的にヒットし、香港ではこの年の音楽賞を総なめにしました。ちなみにこの曲は、中島みゆきが作詞・作曲して、ちあきなおみに提供した『ルージュ』のカバーです。
日本で歌手としたブレイクする前は、女優として活動していました。トニー・レオン、木村拓哉、チャン・ツィイー、コン・リーと共演した『2046』や、金城武、トニー・レオン、ブリジット・リンと撮影した『恋する惑星』(いずれも監督はウォン・カーウァイ)などです。ボクは2本とも観ましたが、『恋する惑星』(原題:重慶森林)は小ヒットして、ロケ場所の重慶大厦(取り壊されて今はない)は香港オタクの聖地になりました。『2046』はキムタクが出演していたわりに当たらなかったですね。まぁ、はっきり言って期待外れの作品でした。