歴史

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旧石器時代の東アジア[1]

中国では安徽省の『人字洞遺跡』で200万~240万年前の地層から石器が発見されているが、自然石だと主張する専門家もいる。雲南省の『元謀遺跡』(人骨化石は『元謀人』と呼ばれている)などは100万年以上前とされる。 旧石器時代前期の遺跡は、『龍...
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中国における人類の起源

人類の起源がアフリカであることははっきりしているが、進化については大きく分けて2説ある。ひとつは、旧人類がまず世界中に拡散して、その後各地で独自に進化したする人類多元説。もうひとつは現生人類は旧人と遺伝的なつながりはなく、約20万年前からア...
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北京原人

北京市の周口店龍骨山で発見された人類の化石歯は、原人の骨とされシナントロプス・ペキネンシス(Sinanthropus pekinensis)と命名されたが、現在はホモ・エレクトス・ペキネンシス(Homo erectus pekinensis...
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済物浦条約と太極旗

126年前に制作された最初の太極旗、英国で見つかる 独立記念館(忠清南道天安市)は27日、126年前に制作された太極旗(韓国の国旗)の原型にあたる旗が英国国立公文書館に保管されているのを発見し、この旗を3月1日の3・1節(独立運動記念日)に...
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三田渡碑

ソウル特別市養室のロッテワールド近くに『三田渡碑』が立っている。正式名称は『大清皇帝功徳碑』という。碑文の内容から韓国では『恥辱碑』と呼ばれている。朝鮮が清に降伏したことを記念して1639年、ソウルの三田に建てられた石碑で、中国語、満州語、...
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中国の史書に見える高句麗王の比定[5]

最後に高句麗の歴代王を列挙する。左側が中国の史書にみられる王名で、右側が『三国史記』に出てくる諡。●朱蒙=東明聖王●閭達=(該当なし)●如栗=瑠璃明王●莫来=大武神王*数名の王が即位。●宮=大祖大王●遂成=次大王●伯固=新大王●伊夷摸=故国...
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中国の史書に見える高句麗王の比定[4]

安が平州牧になったのは、385年から数年後のこと。第19代広開土王の在位期間は『広開土王碑文』によって391~413年だとわかっている(『三国史記』は392~413年とする)から、安を広開土王とするのが妥当だろう。 しかし、同じ『梁書高句麗...
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中国の史書に見える高句麗王の比定[3]

『三国史記』は第10代山上王の諱を位宮とする一方で、本文では第11代東川王時代に王都が母丘倹に陥落させられたと書いていて記述に混乱が見られる。 『三国史記』の在位年代を信用するなら、位宮は東川王になるが、そうすると山上王の存在が浮いてしまう...
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中国の史書に見える高句麗王の比定[2]

宮以降の数代は史書によって王暦が異なる。 『後漢書高句麗伝』では、宮の子が遂成で、遂成の子が伯固となっている(宮→遂成→伯固)が、『三国志高句麗伝』では、宮の子が伯固となっている(宮→伯固)。また、『三国志高句麗伝』で伯固王が169~177...
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中国の史書に見える高句麗王の比定[1]

『宋書』には倭の王として讚・珍・済・興・武の五王が記載されている。これらの王は『倭の五王』として有名だが、高句麗の王も中国のさまざまな史書に中国名で記録されている。 中国の史書に実在する高句麗王として最初に登場するのは、宮だ。■105年、宮...